■当院は、昭和23年2月、旧韮崎町、穂坂村、藤井村、清哲村、神山村、旭村、大草村、竜岡村の1町7ケ村で設置した「国民健康保険直営峡北組合病院」として、病床数26床で開設された。診療科目は、3科(内科、外科、産婦人科)で職員数20名であった。
昭和29年9月には結核患者動態に呼応して、結核病棟32床が建設されている。同年10月、町村合併(1町10ケ村)による韮崎市の誕生と同時に、従来の全施設等を継承し「韮崎市国民健康保険韮崎市立病院」と改称して、名実ともに地域医療の中心として位置付けられた。
その後、昭和30年代に入り、管理棟及ぴ病棟の増改築を行い、増加し、多様化する医療需要に応えてきた。
昭和40年には、従来からの名古屋大学医学部に代わり、日本大学医学部から医師を招聘することになり、これに伴い医師住宅及び看護婦宿舎を相次いで建設し勤務環境を整えた。
また、昭和23年の設立以来、増改築を繰り返してきた管理棟及び病棟の老朽化が進行したため、昭和46年に診療管理棟を、昭和56年には病棟をそれぞれ鉄筋建で近代的施設に改築した。
平成2年からは、医事コンピューターをはじめ、全身用CT・MRIなどの高度医療機器の導入を計り、より質の高い医療の提供を目指した。
また、平成5年4月からは、従来の日本大学医学部に代わり山梨医科大学より医師を招聘し医局の陣営を整えるとともに、整形外科を開設、市民から設置について強い要望があった小児科、眼科を相次いで開設している。
平成6年には、外来患者の大幅な増加に対し、管理棟を増築し、機能性を高めるとともに、翌平成7年には、国が老人等の長期療養患者のため制度化した療養型病床群を県下に先駆けて開設した。
また、平成8年には、泌尿器科を開設し、老人等の医療需要に応えた。
平成9年10月には、山梨医科大学と医療情報コンピューターネットワークを構築した。これは外来患者等の診療の際、専門医の助言を画面で情報交換し、多様化する医療ニーズに広範に応ずるものである。
以上のように、開設以来幾多の変遷を経てきましたが、市民が常に適切で安心した医療が受けられるよう施設及び医療機器の整備を図る一方、医師会等との協力体制のもと、緊急時の対応を重視した、より質の高い医療サービスの向上に鋭意努めているところであります。
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